【プロセカ】遥バナー『あの日の夢の、彼方向こうへ』が最高すぎたので感想

※この文章には『あの日の夢の、彼方向こうへ』イベントストーリーのネタバレが含まれます。

 

 

モモジャン箱イベ遥バナー『あの日の夢の、彼方向こうへ』を読んだ。期末試験直前だというのにイベント初日に全部解放して読んで感慨にふけったのは褒められた行為ではないが、それすらも許されるのではないかと思うくらいイベストが終始最高だった。

ガチャは、前回の遥バナーでイベランして燃え尽きてしまい(3000ランだが)、さらに2周年のときに石を使いまくってしまったからほぼ引けなかった。自業自得。30連だけ回したが当然PUが出るわけもなく、星4すら出なかった。引けなかったのは悔しいがいつか復刻がくるのを気長に待つことにしよう。遥の髪型もいいけど愛莉の三つ編みが可愛すぎる。

ところで今年の遥バナーが3回とも全部限定なのはどういうつもりなんだろうか。

 

 

とまあ前置きはこれくらいにしてイベストを語っていく。

 

 

 

物語は、遥がファンレターを読んでいるところから始まる。この時点で私の涙腺は緩んでいた。みんなで分担しないと持ち帰れないほど手紙が届いているって何。「モモジャンも有名になったね……」と後方腕組みオタクみたいなことを思ってしまった。

 

そしてみのりが武道館に行きたいと言い出す。いつもよりも強気で覚悟が決まったような言い方だったような気がする。これだけでも感動ポイントだったのだが、私は「桐谷遥、そういえば元国民的大人気アイドルなんだよな……」となるようなシチュエーションが大好物なので、遥が経験者の立場から物事を考えてるのもうわ~~となった。上手く言葉で言い表せないのだが、本当にベッドの上で暴れながら「うわ~~」と言いながら読んだ。

2話のラストで青空がうつる演出、それアリ!?最近プロセカのストーリーそういうことしてきますよね……なかなかに胸アツだった。

 

テレビ出演に対して遥だけ慎重な立場というのは少し意外でもあり、誰かが慎重派になるとしたら遥だろうな、という感じもした。モモジャン4人の中では1番テレビに出た経験も多いだろうし場慣れもしていそうな遥だからこそ、メディアの悪い面もたくさん知っているということなのかな。普通だったら舞い上がってしまってもおかしくない状況で冷静に自分たちを分析して思考できるのは遥の大きな長所のひとつだと思う。そんな遥が大好き。

 

愛莉がテレビの情報操作を経験している、という話が出てきたときには心が痛んだ。だが、「『愛莉はそんなこと言わない』とファンが信じてくれた」という台詞が素晴らしい。プロセカの世界、いいファンも悪いファンもリアリティがすごいんだよな……。今回は心ないアンチコメントなどはなかったが、怪しい広告の依頼などがあり、プロセカのイベストのリアリティには毎回驚かされる。

 

4話でMEIKOさんに褒められて照れてる遥ちゃんが可愛すぎて悶絶していたらなんと5話で幼少期が……!!頬が今よりぷくっとしていて、髪の毛の向かって左側がくるんっとなっている。これって何歳くらいなんだろう、小1くらい?

笑うのが苦手だったみたいな話は聞いたことあったけど、あそこまで笑えない子だとは思っていなかった。今のキラキラアイドルスマイルからは想像できない……がそんな遥ちゃんも可愛い。

『またお母さんに悲しそうな顔させちゃったな』という遥の心の台詞からもわかるように、桐谷遥は幼いころから桐谷遥なのだ。本人はまだこのときは無意識だったのだろうが、「誰かを喜ばせたい、誰かに希望を届けたい」そんな思いで日々生活している小学生、完成されすぎでしょ……

 

そしてそんな笑顔が苦手な遥がステージに上がって少しとはいえ踊ったの、すごい。もしも私だったら誘われても絶対断ってしまうだろうし、ライブ中に周りを見て手を叩いたほうがいいと判断することもできないだろう。もしかしてこれも「遥の冷静に状況を分析する能力はこの頃から健在だった」ってことを示している描写?あぁ桐谷遥……

 

アイドルのお姉さんが遥に『一緒にやろう!』と言った台詞、遥がみのりに言った『一緒に』を想起させませんか。私は真っ先にそれを思い出した。『明日を頑張る希望』という言葉もここで出てくる。お姉さんから遥へ、そしてみのりへ、全国のファンへと希望のバトンが繋がれていく。私はこのことにすごく感動し、アイドルという存在の偉大さに感服した。

 

あとさらっとお姉さん『もっともっと』って言ってたけどそれは何!どこかで見かけた「遥が憧れたアイドルはみのりの母なんじゃないか説」、違うとわかっていても信じたくなる。

『本の中のお姫さまみたいなの』って目を輝かせてる遥が可愛すぎて今日は遥記念日。

このお姉さんは遥ちゃんが有名になっているのを見て「あのときの子だ」と思っているのだろうか。引退したときに心を痛めているのだろうか。

 

 

そしてついに遥がアイドルを目指し始める瞬間が描かれる。大人しい子だった遥が親に『ちゃんとステージ見て』と言うの。自分から『アイドルになりたい』って言うの。しかもそれに対して親がまったく反対せずに応援してるのも良い~!!モモジャンのみんなのご両親良い人しかいないよね。他のユニットは親との衝突がちらほら見られるけどモモジャンはそういうこと絶対なさそうで安心できる。

 

などと言っていたら最後にチアデとの対立が匂わされていた。絶対次のモモ箱は雫バナーだし不穏なやつだ……。

 

そもそも私は二次創作の将来ifなどでモモジャンがトップアイドルになって活躍するような話が大好きだ。だからこのイベストは私が夢見ているモモジャンの飛翔に繋がる大事な第一歩であり、今後がすごく楽しみ。